沖縄生まれ、桶川育ち・・・『想いで咲く花もある』
2010年03月31日(水)
『キャップありがとうございます。』
この一言が妙にうれしくて、せっせと水やりしてようやくここまで育ちました。
この木はチェルトの女性スタッフ〈加藤〉が沖縄旅行のお土産で店に持ってきた、
一本の苗木〈枝〉が育ったものです。
沖縄ではどこへ行っても花を咲かせている、ハイビスカス。
社員旅行で沖縄には何度も出かけていますので、
この手のお土産はよく見かけます。。
最初は水の中につけておくだけで簡単に芽は出るんですが、
なぜか花までは咲かせられないんですよ。
今回もそろそろ根が出るかな・・と思い、私が鉢植えに移植したのが、
去年のいつ頃か・・?でした。
いちはやくその事に気付いた加藤が、冒頭の一言を言ったんです。
それから大分過ぎた寒くなってきた時期、ふと気づくと、葉はほとんど落ちかけていました。
やばいと思いちょっと、木の部分に触れると、
スポッと鉢から抜け出てしまったんです。全然根っこが出ていませんでした。
このままでは枯れる思い、事務所の、出来るだけ日当たりの良い暖かい処において、
結構な期間、放置しておきました。
それから年が明けて1月中ごろ、以前より腱鞘炎で悩んでいた加藤が、
急に退社することになったんです。
正直私はがっかりしてしまいましたが、ふとハイビスカスの事を思い出し、
見るるとかなり元気になっているではありませんか。
『よし絶対に、こいつに花を咲かせよう。咲いたら加藤に写メで知らせてやろう』
・・・植物に人の思いが伝わるんでしょうか・・・?
その頃から急激にこの木が、育ち始めたんです。
そして最近、驚くなかれ、なんと皆さん・・・
あの加藤が、もう一度美容師で頑張りたいと言って、チェルトに戻って来たんです。
植物も人も確実に見えない絆で結ばれている、
その様に、私は思います。
このハイビスカス、今年の夏には、もしかしたら花が咲くかもしれませんね。
もし見事に花を咲かせたら、きっとまたご報告をいたします。