犬も歩けば棒に当たる・・・人は歩けど猫に当たらず??

犬も歩けば棒に当たる・・・人は歩けど猫に当たらず??

捜索中の猫ラッキーに、ついに動物病院からエイズワクチンの案内が届きまし た。

暇を見つけては目撃情報があったあたりを、歩いていますが、

中々 ラッキー以外の猫も余りみかけません!!

 

20101012d.jpgたかが猫一匹に大の大人が、これほどまでに・・・???

などと思われる方もたくさんいらっしゃると思います(*^_^*)

僕も自分で不思議でしたが、

テレビのBS番組でたまたま日本映画の『まあだだよ』を見たときに、

自分の気持ちと主人公の気持ちがピタッと合って、

なるほど・・・と思いました。

動物を愛することは、人間にとってとても大切なことなんですよ($・・)/~~~

 

20101012s.jpg『まあだだよ』は、黒澤明監督の日本の映画作品。黒澤明の遺作となった。1993年東宝公開。 内田百けんの随筆を原案に、戦前から戦後にかけての百けんの日常と彼の教師時代の教え子との交流を描いている。黒澤作品の前・中期に見られる戦闘・アクションシーン等は皆無。終始穏やかなトーンで話が進行する。百?を演じる松村達雄と妻役の香川京子、そして教え子役の所ジョージなど、出演者の好演が光る。

あらすじ

昭和一八年の春。先生は生徒たちへ、作家活動に専念するため、学校を去ることを告げた。生徒たちは『仰げば尊し』を歌い敬愛する先生を送る。退職後に引っ越した家にも、高山、甘木、桐山、沢村ら門下生たちが遊びにやって来る。といっても皆、中年のいい大人なのだが。ある日、先生の家で還暦の祝宴が開かれた。先生と奥さん、門下生たちの馬鹿鍋を囲みながらの楽しい会話が弾むが、戦時下のこと、空襲で水をさされてしまう。先生の家は空襲で焼けてしまい、知人の厚意で貸してもらった、三畳一間の堀建小屋暮らしを余儀なくされる。先生と奥さんは狭いこの小屋で夏、秋、冬、春……三年半を暮らす。昭和二一年の晩春、門下生たちの画策で第一回『摩阿陀会』が開かれた。元気な先生はなかなか死なない、そこを洒落で死ぬのは『まあだかい?』というわけだ。吉例となっていくビールを飲み乾して先生は『まあだだよ!』と答える。宴会は盛り上がり、混乱の極致である。門下生たちの尽力で新しい家ができた。先生はお礼の申しようもないと感謝し、幸せそうである。猫を抱いた奥さんも嬉しそうだ。ある日、先生もお気に入りの猫、ノラがふいに失踪する。以来先生は哀しみにくれる毎日を過ごす。ノラを捜す周囲の人たちの善意に、先生の胸は感激でいっぱいになった。昭和三七年、晩春。第十七回の『摩阿陀会』。先生の髪は白くなり、門下生たちは子供や孫を同伴しての出席である。先生は小さな子供たちへ言葉を贈る。『みんな、自分が本当に好きなものを見つけて下さい……』。途中で体調をくずした先生は、門下生に付き添われて家へ帰る。布団の中で眠る先生は、なんだか楽しそうな顔をしている。先生は夢を見ているらしい。