本物のプロになるために・・・年末もお勉強<(`^´)>

本物のプロになるために・・・年末もお勉強<(`^´)>

先日、エステ講習会で、仕事観から職業観へ、さらに人生観についてまで、とても楽しくなる話を聴いてきました。

この講習会の冒頭で、ある女性の話をされたのですが、感動で思わず涙が・・・

 

    仮の名を花子さんとします。

田舎から東京にでて働き出した花子さんは、中々自分に合った仕事を見つけられず職場を転々としました。

そうこうするうちに、正社員での採用は無くなり、派遣社員として、スーパーのレジ係はじめました。

何カ月かして、その仕事にも行き詰まり、やめようかどうしようか、迷う日々が続いていまた。

ある日、実家に電話をするとお母さんから、「辛かったら、帰っておいで、、、」の一言が(?_?;)

 

母の優しさに思わず涙ぐむ花子さんでしたが、ぐっとこらえて、「すこし考させて・・・」と、答えました。

電話を切った後、ぼんやりと子供の頃の記憶をたどっていた花子さんは、

ふと、小学生の時に、ビアノを一生懸命習っていたときの事を思い出しました。

何度も何度も練習した曲は鍵盤を見ないでも弾けた事が頭に浮かんだのです。

「ピアノがあんなに弾けたんなら、レジスターも、もっと上手に打てる筈、、、!?」

次の日から懸命にレジ打ちの練習を始めた花子さんは、いつしかドンドン上手くなり、

気づくと、お客様のお顔を見ながらレジを打つという、ゆとりが出てきました。

当然ながら常連さんとのさりげない会話も出来るようになりました。

 

それから数ヶ月が過ぎた頃、店内放送で、今迄聴いた事もないような放送がされました。

それは

「お客様にお願いが御座います。店内が大変混み合っておりますので、お会計は出来るだけ空いているレジをご利用下さい。」

というアナウンスでした。

何時ものように楽しく会話しながらも、手早く仕事をしていた花子さんがふと周りを見回すと、

幾つもレジがあるのに、何と彼女のレジにだけ長蛇の列が出来ていました。

並んでいる方は皆知った顔ばかり、しかも待っているのに楽しそうにしています。

次の瞬間その放送の意味を悟った、花子さんの目から涙が溢れ出しました。

自分が本当に意義のある素晴らしい仕事をしていた事を悟った瞬間でした。

その後花子さんは、正社員として採用されレジ主任に抜擢されたという事で、

実際にあったお話だそうです(●^o^●)

 

20101230.JPG・・・という事で、私達がエステの勉強に行っているのは、技術の上達だけが目的ではありません。

美容師という職業を通じて、出来るだけたくさんの方に、夢と喜びを提供できるように、

たとえ年末でも自分磨きを行っています(@_@;)