上手な美容師の見分け方を教えます!
2010年05月20日(木)
美容師のコンテストってご存知ですか・・・?
10年ほど前にテレビで、シザーズリーグという番組や、その他いろいろな技術を競う番組が流行しましたね。
実際の美容師の技術コンテストは、テレビでやってたのとは、少し違います。
まず会場が結構広いんです。
私の経験で一番広かった会場は、千葉の幕張メッセでのコンテストですね。
カットコンテストだけですが出場者が、500人近くいたと思います。
何カ月も前から、モデルさんを探し、デザインの練習を繰り返し、そのコンテストの為に、
練習目的で別のコンテストに出場したり、それはもう半年ほど、頭の中はヘアースタイルのことだけ・・・
それだけの準備をして、結果は惨敗<(`^´)>
でも500人くらいの中から予選通過をした40人くらいには、なんとか入れたので、
応援に来たスタッフの中には、感動して泣いてた人とかいたんですよ。
いずれにしても私の美容青春時代の懐かしい思い出です。
さて5月18日(火)お茶の水全電通労働会館で行われた
第23回NHDKヘアコンテスト全国大会に、
我スタッフ ”クリニカルビューティサロンフェニーチェ”の
福田店長と、畠スタイリストが、果敢に挑戦致しました。
残念ながら入賞は出来ませんでしたが、とても素敵な作品を作り上げてくれました。
美容師の上手い下手は、実は無いと言えば無いし、あると言えばある・・と言えます。
コンテストでは、点数をつけるのは審査員ですが、サロン現場ではお客様だからです。
美容師が自分の技術に酔ってしまって、一番肝心なお客様の好みを無視していたら、
ちっとも上手い美容師とは認めてもらえませんからね。
上手い美容師は、たとえ無口でも、お客様の希望を心から聞き入れ、
そのご要望にプラスして自分のオリジナルのアドバイスをご提案し、
日頃鍛錬した技術を、惜しみなく発揮する、美容師のことを言います。
口先だけ上手でも、日頃の技術の鍛錬をしていない人に、
大切な髪を任せてはいけませんよ・・・!!